こんにちは!
Feeling Tennis実践中!
ネギヲです^^
この猛暑、9月半ば頃まで続くとか続かないとか。
お日様気合が入りすぎと違いますか(汗)
三国志の話。
魏の曹操が、遠征に赴いた際。
炎天下の行軍で、兵士たちが喉の渇きに辟易していると、曹操が
「この先に、梅の林がある。そこまで行けば、好きなだけ梅が食べられるぞ!」
と兵士たちに告げた。
これは曹操の機転を利かせた嘘だったのだが、それを聞いた兵士たちは、梅の味を想い浮かべ、口の中に溜まる唾を飲み込んで喉の渇きをやり過ごしたという。
曹操、すごい人です。
そして、人間のイメージする力もすごいです。
試しに、すっぱい梅の味を想像してみてください。
…
…
…
口の中にツバが出てきたでしょう?
これが、想像力のなせる業です。
実は今、脳の中では実際に梅を食べたことになっています。
実体験として脳が反応しているわけです。
これは、人間すべての脳に共通する働きです。
次に、大勢の観客の見つめる壇上に立ち、10分間スピーチをすると想像してみてください。
…
…
…
どうですか?
実際にやってみるとわかりますが、本当に緊張します。
脈拍が速くなったり、手のひらに汗がにじんだりします。
これは、あなたが作ったイメージを、脳が実体験として処理し、身体が反応しているわけです。
これは、テニスにも使えます。
例えば、あなたがコートの上で気持ちよくボールを打っていると想像してみてください。
できるだけ具体的に、リアルに、はっきりと。
インパクトの音、手のひらから伝わる感触、ボールの軌道、スピード…
あなたがイメージしたものは、すべて本当のこととして脳が体験します。
すると、それは実際にコートに立ってボールを打つときに反映されます。
イメージした通りのボールが打てるようになるということです。
実際にボールを打つときは、
『何も考えない』
ことが重要です。
それによって、脳が自動的にイメージを再現してくれるからです。
身体が動きたいように動き、打ちたいときにボールを打つ。
あなたの脳を信じて、やってみてください。